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久しぶりの長崎なので、雲仙に行ってみることにしました。本日の散歩コースは雲仙で温泉に入り、長崎市内に戻って今日が初日のランタンフェスティバルを見に行くことです。
◇「六兵衛茶屋」で腹ごしらえ
雲仙までは、長崎市内から車で1時間くらいかかります。今日は散歩というより、ドライブですね。途中小浜温泉から雲仙に向かって山を登っていきます。その途中に「六兵衛茶屋」というお店がありまして、ここでは島原名物の「ろくべえ」を食べることができます。
このろくべえ、飢饉のときに、島原のろくべえさんという人がサツマイモの乾燥したものを粉にしてそれで麺を作って、椎茸と昆布の出汁をかけて振舞ったという由来があるそうです。麺はつるつるしていますが、ながいもので3センチくらいなので、蕎麦やうどんのようにつるつるとすする感じではないです。ここは豪快に出汁と一緒にかきこむのがいいんじゃないでしょうか。
◇小地獄温泉で温泉にはいる
小地獄温泉という立ち寄り湯(入湯料は400円)が私のお気に入りです。ここは古くから温泉療法などで利用されているらしく、いつ行っても混んでいます。お湯は白く濁っていて、硫黄の匂いがぷんぷんしており、これぞ温泉!という感じです。建物も木造の古いもので、歴史を感じます。
熱めの風呂と、ぬるめのお風呂に分かれていて、ぬるいほうには打たせ湯があります。いつもの週末は駐車場が満車になるくらいですが、今日は比較的すいていてゆったりできました。待合室では、温泉卵を食べるのが定番です。温泉卵というと半熟のものを思い浮かべるのですが、ここのはしっかり固まったゆで卵ですね。黄身まで硫黄の匂いがついています。
◇雲仙の地獄風景
噴気や温泉の集めっているところを「地獄」と呼ぶそうです。雲仙の地獄にはいろいろとなまえがついていて、「清七地獄」、「お糸地獄」、「雀地獄」、「旧八万地獄(月面地獄)」などと恐ろしげです。写真は清七地獄です。江戸時代、キリシタンの清七さんという人が処刑されたのと同じ時期に噴きだしはじめたのだそうです。