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朝が遅かったのでどうしようかなと少しまよいましたが、昼から高尾山に行ってみることにしました。

中央線の高尾駅で京王線に乗り換えです。一駅で高尾山口駅に着きます。ここが登山の玄関口となります。休日なので、本格的な登山の格好をした人から軽い服装のカップルまでたくさんの人でにぎわっていました。

私が高尾山口に着いたのは3時でしたが、昼ごはんがまだだったので、近くの竹之屋本店にて山菜とろろそばを頂きました。どうやら高尾は、手打ちそばととろろが名物らしく、この竹之屋本店はとろろそばの元祖らしいです。

冷たいそばを頼みました。めんつゆの代わりにだし入りのとろろに蕎麦をつけて食べます。とろろの上には青のりが散らしてあって、香りが良いです。さすがとろろ、そばにドロッと絡みつきます。ラーメンの縮れ麺にスープが良く絡むと言いますがその比ではありません。

とても上品な味で美味しく頂きました。

美味しいとんかつをたべたいなといろいろ検索していたら、川越に「楽天」という店があるということがわかりました。なんでもとんかつという名前の名付け親が、今はない上野の楽天という店の主人らしく、その支店なのだそうです。川越は小江戸と呼ばれる観光名所なので一度は行ってみたいなと思っていました。この機会に散歩してみることにします。

西武新宿線の本川越駅から北に上っていくと「蔵の町並み」と呼ばれる通りに至ります。一本東に入った通りが「大正浪漫夢通り」です。この通りの途中の路地に楽天があります。のれんにはとんかつの名付け親と書かれており、期待が膨らみます。店内は座敷席が２つとカウンターという構成で広くはありませんが、こういうところのとんかつが美味しいんですよね。

特製とんかつ定食は３０００円とかなり高めではありますが、あとで後悔しないためにもちょっと贅沢して注文してみました。一期一会の精神です。まずは厚さにびっくりです。２センチちかくあるんじゃないでしょうか。「塩を振って食べてみてください」とご主人が言ってくれましたのでそうしてみました。

いやー、うまい！肉の旨みというか、甘みというか、すごく濃い味がします。ソースをかけなくてよかった。厚めの肉なので、かたいかなと想像しましたが、ぜんぜんそんなことはありません。衣はよくサクサクという表現をされますが、この場合はパリパリでしょうか。ちょっと固めでしっかりした衣です。油っこくなくてにくとよく合います。

いろいろな店でロースかつ定食をたべますが、最後のほうは胸焼けがすることが多いです。でも楽天の特製とんかつ定食は最後まで美味しく頂けました。おかわりしてもいいかなというくらいです。お勧めのお店です。

◇甚五郎～航空公園

甚五郎をでてから、さらに歩くこと2，30分、やっと所沢航空記念公園にたどりつきました。かなり大きな公園で、目指す航空発祥記念館まで公園の中をさらに歩きます。ジョギングコースが完備されていて、走っている人が結構います。日曜なので家族ず連れが多く、子供が一輪車の練習をしている光景を随所でみかけました。そういえば尺八の練習をしている人もいました。家で練習するとご近所さんに迷惑がかかりますもんね・・・。

 ◇航空発祥記念館

航空発祥記念館は、小中学校の体育館のようなかまぼこ型をした建物です。500円の入場料を払って中に入ると、飛行機が空を飛ぶ原理の解説展示や、飛行機そのものの展示が行なわれています。シミュレーターなど体験型の施設が充実しているのも特長ですね。結構楽しめるのですが、これで500円はちょっと高いかな・・・。

 ◇航空公園駅前のＹＳ－１１

だいぶ疲れてきましたので、帰りは電車を利用することにしました。航空公園駅前には、名機ＹＳ－１１が設置されています。一度は乗ってみたかった機体です。